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春の花と表彰台

『新年の抱負』annie

執筆者の写真: annieannie

 ya

 annieです。寒い季節になりましたね。ということはそろそろ年が明けるのでは?いやどうやら明けてるらしい。今年もよろしくお願いします。この歳にもなると年末年始の詫びさびというか風情みたいなものが気温しかなくなっている気がする。次こそカニしゃぶで優雅に年越してやろう、まってろ2026!

 来年のことを言うと鬼が笑うよウフフと、さっそく笑われたところで、話題を過去に向けましょう。

 僕は昔、お気に入りのタオルケットがありました。水色のペラペラのやつで、年中くるまったり抱えたりマントみたいにしてました。肌触りが気に入っていたのですが、大人になるといつのまにか無くしてました。まあ大人だし、タオルケットなんて必要なくなったんでしょう。実際あたらしく買うこともなく、ずいぶんと身軽になって巳年を迎えました。悪いことじゃない。タオルケット羽織ってちゃあ踏んでつまずき転んだまま暖かさであきらめて寝てしまうから。しかし、無感動な年始めにも飽き飽きしてきた近年、新たに一年羽織るものがあってもいいんじゃないか。ということで今回のコラムのテーマは「新年の抱負」です。子供のころは学校の授業とか書道教室とかで書かされたりしましたね。


 僕の今年の抱負は「一暴十寒」

 ちょっと努力しても怠けたら意味ないよって意味です。怠け者なので。筆を握る時間を少しでも長くしたいですね。なので僕はこの言葉を抱えて背負って、一年歩いてみようと思います。タオルケットは無くしましたが、かわりに大人は好きな言葉を羽織ってやっていけるんじゃないでしょうか。無くした意味が生えてくるんじゃないでしょうか。

 これだけだとふわっとしているので具体的な目標を書くと、ずっと考えていたお話を形にしてみようと思っています。掲載する媒体はまた考えます。まずは形にする勇気。一暴を重ねて万暴くらい暴れてまた年末を迎えたい。それだけ重ねればこの寒さも気にならんよね。来年のコラムの書き出しは「カニうまい」になっていることでしょう。


 ウフフ。


 また笑われちゃった……。

 bye



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