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春の花と表彰台

3月自由題 -大沢風琴-

気付けば梅が満開になり、道を歩いているだけで鼻水がではじめなんだか春を感じる事が多くなりましたね。ご覧いただきありがとうございます、大沢風琴です。


今回テーマがまさかの自由!先に書いていい!ということなので、担当させていただいた舞台ポスターのイラストについてお話させていただけたらと思います!


さて、今回のイラストについてですが…実は事前に脚本をいただき読ませて頂いた上で絵を描かせていただくことになりました。


ええ…しっかりと読ませていただいたのですが…もう、もう良すぎてもう!!!!!!!!!ええーっうわー!!!!!!


…そんな気持ちも全部絵に盛り込ませていただきました♡


なるべくネタバレにならないように絵の事をお話できたらと思います【個人の感想です】


まず特徴的だと思ったものの一つに、近未来のお話なのに登場する人々の名前が草花の名前だったり、どことなく懐かしい空気があったりと心地のいい違和感があげられます


お芝居や映画などでよく見る近未来!AIの恐怖!SF!ロボット!みたいな100年先!!みたいな話ではないんです。

近未来な話ではあれど、客席にいる私たちも当事者なのだと自然と感じることのできる没入感。

八木詠子先生節が効いていて最高でした ~!!!!


そしてもう1つ、きっとこの作品のテーマは多数存在し、その中で自分に刺さるテーマが必ずあるんだと思いました。


なぜそれが刺さるのか考えた時、きっと自分自身が過去に似た境遇にいたからに違いないと、なんて考えてみたりもしました。


AIは大量のデータを学習することで最良の解決策を生み出すもの。

私たち人間が今の今まで出会ってきた失敗やトラウマといった過去や経験、そんなものたちをまとめた歴史そのものなのかもしれません。


今回イラストの先生のスーツの柄は、そんな人間が今まで紡いできた大量の知識や経験を表現したく、青海波や市松模様などといった着物でよく使われる古典の柄などをアレンジしたものを描かせていただきました。


ぐあー!もっも話したいけど!私お喋りなので絶対どっかでネタバレしてしまう気がする!!


ぜひ皆様!会場でこの舞台をご覧いただきまして!語り合いましょう!!!というわけで!!!!


春になったら また会いましょう~!!







気になる方はこちらから♬


演劇企画 平成.EXE

vol.4 『フレーム いくつかの交流について』

脚本演出 八木詠子

出演

主演・澁谷遼平

石井かほ

音和舞衣

神長正

蔵谷日向

小針悠輝

髙橋渉

常田歩夢

坪倉風果

藤松えいら

柾木信広

龍瑤

(50音順)


2025.3.28(金)〜30(日)・全5公演

@中板橋 新生館スタジオ

チケット 前売 4,000円

1/25(土)19時より予約受付開始!


◾️公演HP


すこし未来の日本。政府は高性能アンドロイドを教師として投入した。しかし、生徒のメンタルケアは依然として人間の教師が行うことに。 とある高校でアンドロイドの教師であるタツナミが壊れた状態で見つかる事件が起こる。 突然の出来事に納得できない生徒たちとは裏腹に“ある人物”はなにか知っている様子。 事件から一年前。新米教師のミスミが赴任する。やる気溢れるミスミだが、高性能なタツナミとの毎日にやるせなさを感じていく。 人間とアンドロイド、二人の教師と生徒たちとの交流の先にある結末とは…・・・・。

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