「自分のための公演」をつくる理由
- 藤松えいら

- 2025年9月22日
- 読了時間: 4分
みなさん、お久しぶりです!平成.EXE主宰の藤松えいらです! 20日(土)に顔合わせがあり、10月の本公演に向けて全体が動き出しました!
私にとって平成.EXEの公演では最初で最後の主演舞台、W主演の相方は私が信頼をおく風琴ちゃん。過去出てくれた方々も、初めましての方々も、よい公演&よい座組になると確信しました。稽古が始まるのが今からとても楽しみです♪
超私事ですが私は来年で舞台出演を数年間休止します。理由としましては、妊活・出産・子育てのタームに入ってゆくからです。自分の子どもに会ってみたい、一緒に生きてみたいという前向きな理由です。頑張る!
今まで団体HPでも掲げている"全ての参加者にとっても「自分の為」に楽しく作品と向き合える舞台づくりを目指しています。"の「自分の為」とは具体的に何ぞやと説明する機会がなかったので、自分が20歳くらいの頃から活動してきた中で感じてきたことを振り返りながら具体的にまとめてみました。
いろんな座組に参加して思ったこと
20代のころの私は、とにかく「もっと舞台に立ちたい!」の気持ちが強くて、基礎もまだまだ固まっていないまま、たくさんの現場に飛び込んできました。多いときは年5~6本とか。今日まで端役から主役まで経験させてもらったし、公演中止や降板といった悔しいことも味わいました。
フリーで参加していると本当に驚くのが、場所によって「正しい」とされる演技や座組での居方がまったく違うこと。新しい現場ごとに新しい人間関係が始まり、公演が終われば解散。また次の現場では新しい常識に合わせる。その繰り返し。その一方で、舞台の外の空気にモヤっとすることも多かったです。上の人の機嫌や座組の中の序列を気にしたり、飲み会や喫煙所で知らないうちに決まっていたり、飲み会に参加しないだけで陰口叩かれていたり。作品や役の話し合いをしたいのに突っぱねられたり挨拶を無視されることもあったりして。私はできるだけ限られた時間を作品や役、公演の告知宣伝のために使いたいと思っていたし、人間関係は前提として相手を尊重することが前提にあると思って生きてきたので余計に違和感を覚えていたのだと思います。
でもその一方で、厳しさの中にもやさしさを持った役者さん、あたたかく見守ってくれる団体さんにも出会ってきました。人として尊重してもらえたと感じられる瞬間があったからこそ、自分も続けられたし今の自分の団体をつくったり行動ができたんだと思います。本当に感謝しかないです。
「自分のための公演」をつくる理由
今回のタイトルにある「自分のための公演」をつくる理由です。上に書いた経験を経て、私が主宰する「演劇企画 平成.EXE」では、誰にとっても「自分のための公演」であってほしいと願いを込めました。変なルールに縛られず、フラットな関係でいられること。媚びたり取り繕ったりしなくてもいいこと。余計なしがらみに気を取られずに作品づくりに集中できること。役者として活動する私の一番の願いでした。
実際に平成.EXEの公演では、その願いをたくさん叶えてもらいました。
自分がいろんなコストを払う分、満足できる作品をつくりたい気持ちは変わりません。
今の自分とこれから
と、私の感じてきたことを脚本演出の八木さんが受け止めてくれて、私が知る誰よりも表現や表現者、お客様を大切に考えながら一緒に作品づくりをしてくれていて、八木さんの演技指導を私の中のベースにしたいと思えたからワークショップ公演や公演を通して八木さんのもとで演技を学び続けています。ということで他の団体さんで演技をするのも控えてきました。どんな形であれ休止期間も勉強は続けたいと思っているし、自分にとって正しいと思える姿勢で舞台に向き合うことが大事だと今は思っています。
舞台への出演は少しお休みしますが、演劇企画 平成.EXEの公演はこれからも続けていきます。企画運営は引き続き私が行ってゆきます。団体メンバーも8名になり演劇も演劇以外の表現もできるようにアップデートしました。これからも誰にとっても「自分のため」の公演、作品づくりであり続けたいし、そんな場所を一緒につくってくれる人たちを大切にと歩んでいきたいと思っています。 がんばってゆきますので応援よろしくお願いします!

過去個人で書いてたブログ記事に八木さんとのやりとりのこと書いてました。6年前の記事!いまでも考え続けること。少しずついろんな答えを見つけられているよ!(↑がんばれ過去の私!)
ブログ記事「1年くらいモヤモヤしてました - とうまつの日記」 https://e-tomatsu.hatenadiary.jp/entry/2019/06/08/193619



