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春の花と表彰台

『壁面のプリマ』

  • 執筆者の写真: annie
    annie
  • 4 日前
  • 読了時間: 5分

 ya! annieです。髪の毛が伸びてきました。さすがに暑い。去年はもっと長い状態でひと夏過ごしていた気がするんですが、ぼくの忍耐もとうとう限界なのかもしれません。でもまだ耐える。壁にぶち当たった時、最後に勝敗を分けるのは粘り強さだと思うのです。なにに勝つつもりなのかは分かりません。


 最後まで壁にしがみついているのは得意だと思う。何を隠そうannie、一時期は週5でボルダリングジムに通っていたくらいにはクライマー。ということで今回はボルダリング回ですが、技術については語れることがない。つま先をねじ込んで頑張って耐えて三点でバランスをとることを意識したら、あとは気合と根性くらいしか言うことがない。

 なのでクライミングシューズについて語ろうと思います。やっぱりお気に入りのアイテムがないと、モチベーション上がんないもんね。


 みなさん、クライミングシューズって見たことありますか? もしくは履いたことありますか? ジムのレンタルシューズとかならあるよって人は意外といるかも。レンタルシューズいいですよね。ちょっときつい感じするけど、ソールも柔らかくなってて履きやすくて。それで登ってみて、ボルダリングすきかもーってなったら、きっとあなたはまず靴を買うでしょう。落ち着いて聞いてください。


 クライミングシューズは血が止まるほどギッチギチにきついです。


 すごいネガキャンの香りがしますが、ご安心を。ちゃんと皆さんに寄り添います。

 まずなんでそんな拷問みたいなことになっているのか。そもそもボルダリングって怪我のリスクが高いスポーツ。普通のインドアの壁なら4mくらいの壁を命綱なしで登ることになります。そんなときに脱げちゃったら大変。それが一つ。

 もう一つの大事ポイント。ボルダリングはあのカラフルなゴツゴツに足をのっけたとき、足の指でぎゅっとつかむようにして耐えます。これが壁登る必須テクニック。足の指ぎゅってして、家の床とか踏んで、前後に動かそうとしてみてください。意外と動かない。その足の指の形になるように、ボルダリングシューズのソールは作られています。だから少しトゥーシューズぎみで、しかも激しい動きに耐えられるようにバカ硬い。だから履くとめっちゃ締め付けられる。


 え……やだ……ってなってしまっている方、大丈夫。お店で買えば、試し履きしながら痛くない靴が選べるんです! なので初めての方は絶対にジムや店頭で買ってください。


 で、その選び方ですが。

 まぁまずこのクライミングシューズ。調べたらいっぱい出てきます。いろんなデザインがあって、どれもかっこいい。そのなかで、とくに刺さるデザインのものもあるでしょう。


 ですが運命のいたずらで、在庫があっても履けないかもしれない。その覚悟もしておいてください。


 ボルダリングの靴、けっこうメーカーがあります。それぞれ国が違ったりします。

 なので、日本人の足の形に合わないという事態が多々発生します。なんてこった。

 だいたいヨーロッパ系です。特徴としては細長い感じ。だから基本なに履いても足の横がとんでもなく締め付けられます。握りつぶされている感覚に近いです。そのなかから自分に一番フィットする靴を探していくことになります。

 そう、それこそが運命。あなたが靴を選ぶというより、靴があなたを選ぶ。


 ちょっとわくわくするね?

 ここまでおどかすような書き方をしましたが、この運命の相棒を探す感じ、これこそ醍醐味だと思います。ほんとに運命、めぐりあわせです。何足か試し履きする中で、足を攣ることもあるかもしれません。ですがその痛みを越えてやけになじむ一足を見つけたとき、クライマーとしてのあなたが始まる。最高のストーリーでしょう。そこから数々の難題を落としまくり、あなたといえばあの靴、みたいな覚え方もされるわけです。上がる~。運も痛みも乗り越えた先で、その靴とともにジムの主役に躍り出る瞬間をぜひ味わってほしいな。


 いちおう、靴を探す目安みたいなのを残しときますね。

 靴にもタイプがあります。サイズ調整の術がないかわりに高いフィット感を誇るスリッパ型。普通の靴みたいなシンプル紐型。両方いいとこどりのベルクロ型。その中でもソールがフラットだったりダウントゥーだったりと枝分かれする。

 足の形にとらわれず一番履きやすいのはベルクロです。いまの主流。垂直壁も強傾斜も登りやすい。

 足が細長ければスポルティバというメーカーの靴がフィットするかもしれません。スクワマ、セオリー、ソリューションあたりが履きやすい選択肢。

 とりあえず安パイ試したいなら、みんなご存じアディダスもクライミングシューズを出しています。ファイブテンのハイアングルがおしゃれ。

 レンタルシューズに愛着が湧いていたらスカルパもいいでしょう。履きやすいベルクロいっぱいあるから。オリジンとかヴェローチェ。

 レンタルシューズと同じのを新品で買ってもいいかもしれませんね。絶対に登りやすいから。


 ちなみにannieは一足目、周囲の反対を押し切ってスポルティバのコブラを買いました。スリッパ型で、フラット寄りややダウンぎみなソールのやつ。強傾斜ばっかりのぼるのに。相性とか無視して一目ぼれしてしまったがために。履き慣れるまで3か月くらいかかりました。慣れても履くだけで足攣ってました。でも親指のとこに穴が空くまで履いたので、運命だったのかも。いや運命にしたのかも。そんなふうに自分の意志で運命を手繰り寄せることもできます。オススメはしないけど、ひとめぼれを貫く強い一途さがあれば耐えられる可能性がちょっとだけ生まれる。

 二足目は同じくスポルティバのテスタロッサ。これも周囲の反対を押し切って買いました。在庫の関係上、サイズも一つ下のやつ。無理やりすぎる。勝手なイメージですがこの靴はほんとに上級者向けというか上級者御用達というか。同じジムの強い人に憧れて買った。紐タイプのダウントゥーで強傾斜のホールドに適しているヤツ。後悔はしていないが、この靴の真価をすべて発揮しきれていないのも事実。相棒というかライバルみたいですね。あとやっぱりサイズあってないですね。履くたびに足から血が出る。


 そんなわけでボルダリングの靴回でした。

 次回はボルダリングのチョークバック回でお会いしましょう。


 みんなガンバ!


 bye

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