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春の花と表彰台

『あたまのなかがさわがしい日』

  • 執筆者の写真: annie
    annie
  • 11月1日
  • 読了時間: 2分

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ya! annieです。

 トリックオアトリート! いざ言われたら困るだろう! きみはお菓子を用意しているか?


 そんなわけでハロウィンですね。ここ近年のハロウィンはお菓子だったりコスプレだったり忙しそうですよね世間は。Dハロとかしたことある人います? ディズニーだとチップとデールが一番好きなんですけど、一人じゃ二人分のコスプレできないのでぼくは諦めています。

 さあハロウィンと言えば、おばけ。ですよね。ほんとか?

 でもハロウィンのデザインにはよくいますよね。現代日本には霊的なシンボルって親しみやすいのかな。一説によるとある宗派の霊祭が商業化されていった結果、いまのハロウィンが形作られたらしいです。そんなんもう頭っからつま先まで資本主義の祝祭じゃないですか。そんな原理主義者の匂いをちらつかせながら、まぁちゃんとハロウィンの楽し気な空気にウキウキしている。


 さて、みなさん、実際おばけって見たことありますか? ぼくはおばけっていうモチーフが結構好きで、おばけの絵もわりと描いています。霊っていうのも信じています。でも見たことがない。もしいるなら見てみたい。それはどんな形をしていますか。この世を去った大事な人か、バスターズ的なキャラクターか。見えてもボヤっとしているんですかね。

 個人的にはいろんな種類がいてほしい。この世に多種多様な生き物が溢れているように、幽世も愉快な個性にあふれていてほしい。そこが寂しくない世界であってほしい。

 ハロウィンを始めた人たちは魔を恐れてそれを除けようとしていたのかもしれませんが、群体的な恐れの集団と定義してしまうよりも個性の認められる社会であると言ってしまえれば、それはとても嬉しいものじゃないですか。なのでぼくは賑やかなハロウィン肯定派です。この世でその波に参加することはしませんが、祭りの空気を感じながら、もう一枚向こう側の世界を想像する。それがぼくのハロウィンの楽しみ方。脳裏に浮かぶ霊たちのウキウキがぼくの灯すウィル・オ・ザ・ウィスプであり、仮装というか仮想でこのお祭りを乗り切りたいと思います。

 そんなハロウィンもあったっていい。


 カバー絵がぼくのハロウィン。ハロウィンは可愛くあれ。

 bye!

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