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春の花と表彰台

『流した涙の最後の一滴がいっちゃん濃い人生の味』

  • 執筆者の写真: annie
    annie
  • 9月30日
  • 読了時間: 7分

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 茶の道をタップダンスで駆け抜けるゆとり世代のチャップリン。taptaptap……


 ya! annieです。お茶の回がやってまいりました。今夜はティーパーティーだ。


 前にも書いていますが、ぼくは静岡の民なのでお茶とは生まれたときからの付き合いになります。とりわけ緑茶と。急須の中には常に茶の葉があり、茶筒も何本かストックがあり、お茶請けはだいたいみかん。そんな環境で育ったからか、お茶に対して妙に馴れ馴れしいところがあります。幼馴染みたいな。

 風邪予防にもいいからとひたすらに飲まされましたね。小学校の時はお茶うがいというシステムがあり、休み時間に持参したお茶でうがいをするという静岡県に対する帰属意識を植え付けるような儀式もしてきました。ちなみにお茶うがい用のお茶を飲むと怒られます。でも9割の小学生は飲む。だってお茶って飲むものだもんね。

 しかし中学生くらいにもなると、だんだんお茶に嫌気がさしてきました。お茶ばっかじゃん! て。反抗期ですね。おばあちゃんに頼まれたお使いついでにジュースでも買ってやろうと思いましたが、なんだかそんな気分にもなれない。無理やりコーラを買ってみて流し込んでも、何かが渇いたままなんだ。イヤイヤ言っててもお茶とは縁が切れない。こんな人生でいいのかと、当時は懊悩しました。でも高校生になってからは悩んでたことも忘れてお茶飲んでました。


 ちょっと怖い田舎の密教みたいになっちゃった。まあ言いたいことは、緑茶が身近でしたっていうこと。そんだけ。

 ただ長年緑のお茶に触れつづけて、その中で気まぐれに紅茶を飲んでみたらですね、紅茶うまいな……? と気づいてしまったんですよ。そこからannieの第一次紅茶ブームが始まりました。以降、間をあけながら第二次、第三次とちょくちょくブームがやってきています。いまは第六次。

 なので今回は好きな紅茶関連アイテムについて語ります。


 まず茶器。ぼくはウェッジウッドが好きです。英国王室御用達の老舗陶磁器メーカー。けっこう色彩豊かな可愛さをもつデザインが多く出ています。みなさんはカップとソーサーには何を求めますかね? キレイ寄りと可愛い寄りに二分されるかと思いますが、こちらはさすが老舗メーカーでどっちもバランスよく取り揃えていますので、とにかく公式サイトをチェックだ。王室趣味のボタニカルモチーフが一般社会に浸透した1800年代を生きただけあり、柄にもふちにもたおやかな植物のエッセンスが感じられますね。静謐と可憐を兼ね備えた器に暖かい紅茶なんて、溶けるようなリラックス効果がありますよ。

 で、いま公式サイト見てたら湯吞あるじゃんって気づきました。ティーボウルという名前になっているけど、さてはおまえ湯呑だろ。でも不思議とどことなく洋を感じる。オリエンタリズムってアジア圏から見てもどこか他人事なところあるよね。想像っていうフィルターを通すと当たり前の事物も別物になったりしますが、アジアンテイストって西洋的視点がないと本物になっちゃうからね。こういう異文化も感じられて面白いね。

 ティーポットはちゃんとしたやつも捨てがたいですが、個人的にはガラス製で透明のものが好きです。理由は中が見えるから。沸騰したお湯を入れるとしばらく茶葉が踊っているんですけど、その様子が見れます。わちゃわちゃ踊る葉っぱを眺めながら、だいたい3分くらい待つ。それがいいんだ。

 あとこれから買おうと思っているのはシュガーボックスとクリーマーです。それだけが無い。モリスの布は買ってあるので、あとは砂糖とミルクを入れるものがあれば、ぼくはいつでもお茶会を開けます。


 そして一番大事なアイテム。茶葉。

 普段はフォートナム&メイソンですが、過去出会った茶葉でいまだに好きなものがあります。北海道は小樽にある「LeTAO」の紅茶です。たまたま北海道に行ったときに飲んで、びっくりしてすぐに茶葉を買っちゃいました。

 めっちゃ美味しい。いろんなフレーバーがありますが、どれも紅茶の概念を覆すほどに香り高くそして甘い。かなり飲みやすい部類です。フルーツティーとかハーブティーをイメージしてもらえれば近いと思います。ただ感じ取れる要素がかなり多いので、ブレンドされているフレーバーの種類を見ながら、あーわかるー! とかわからーん! とかやるのも楽しい。

 最近、ルタオのスイーツと合わせて楽しむための新ラインナップ「&LeTAO」というシリーズが出たらしいです。オンラインショップも、準備中になってるけど始まるっぽいので嬉しいですね。いままではルタオの紅茶って入手経路が実店舗くらいだったとおもうので、道外のファンは待ちわびたところじゃないでしょうか。ただ気になって夜も眠れない民は早いとこ北海道に行くしかありません。幸い新千歳空港に店舗があります。飛行機乗るだけで行けます。

 


 ひとまずオススメアイテムはこのくらいで。

 今回は緑茶の話かと思いきや紅茶の話でした。ただひたすらに好きなことを語る場所があるって幸せなことですね。みなさんも好きなもの語り、やってみても良いと思います。世の中に好きが溢れたらみんなウキウキした気分になれるんじゃないかな。浮かれていこう。みなさんの素敵な道楽を願って、ぼくはひとりここで踊っています。ではまた金曜日に。


 bye!


 taptaptap……



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annieのnote 小説があります




★団体のお知らせ★


10月に公演があります!!!!!!!!!!!!!!


【公演情報】


演劇企画 平成.EXEvol.5

『M・P・D・G』


■あらすじ


時は平成、200✕年。オタクへの偏見は薄まってきたもののまだまだ肩身の狭い時代。同人サークル『ゆ〜みんつ』の前に美少女ゲームの中から飛び出してきたような魅力的な少女“こいし”が現れる。サークルメンバーのもえひろと“こいし”は徐々に惹かれ合う。


オタクと美少女、正反対の二人の恋の行方は!?


ーーーーーーー


もえひろが死んだ。突然に。


俺たちは“こいし”が怪異になったPCゲーム『魔法学園みらくる〜んα』のヒロイン“小石川恋枝”だと確信し、敵討ちに乗り出す。

とりあえず霊媒師を呼んでお祓いを試みたものの……。

苦戦する俺たちにひょんなことから手を貸したのは、相容れないと思っていた正反対のギャルたちだった。



【劇場】

ラビネスト高田馬場


〒169-0051

東京都新宿区西早稲田3-27-4

第一キャラット河俣 B1F


(交通:東京メトロ副都心線「西早稲田」駅 徒歩3分. JR山手線/東京メトロ東西線「高田馬場」駅 徒歩8分)



■日時

10月24日(金)19時

10月25日(土)13時★・19時

10月26日(日)12時 ・16時


・受付・開場は開演時間の30分前です。

・上演時間は2時間程度を予定しています。


★本編後・スペシャルミニイベント!

出演者VSお客様対抗クイズ大会(約15分)



■脚本・演出

八木 詠子



■出演・全12名


【W主演】

藤松えいら(演劇企画 平成.EXE)

大沢風琴(演劇企画 平成.EXE)

今村真也

山下歩夢(演劇企画 平成.EXE)

蔵谷日向(演劇企画 平成.EXE)

坪倉楓果

龍瑶

刻里優志

澁谷遼平

笹平るる(オフィスTOPICA)

竜ジン太(テアトルRUI)

岩瀬惇希



■協力

・作品テーマ曲制作:かとう 

・小石川恋枝キャラクターデザイン:とうまつ亜種(匿名)

・取材協力:本原一輝(TV東京系 TVチャンピオン「アキバ王選手権」準優勝)



■チケット

9/1(月)20時より販売&予約受付開始


最前 前売5000円 / 当日5500円

一般 前売4000円 / 当日4500円


【お支払方法】

①当日精算

②事前電子決済(※手数料はお客様負担になります)


・ご予約&チケット販売ページ


・公演HP



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お花やプレゼントについてのご案内

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○お祝い花について○


検討されている方は2025年10月17日(金)24:00までにeiratomatsu@gmail.comまでご連絡下さい。


○プレゼント・お手紙について○

・当公演はプレゼントやお手紙のお渡しが可能です。

・受付スタッフまでお申し出ください。

(安全を考慮しスタッフが確認させて頂きます。生もの、手作りのものについては衛生面の観点から受付不可となりますのでご了承下さいませ)


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◾️公演についてのお問い合わせ

演劇企画 平成.EXE 主宰

藤松 えいら 宛までお願いいたします。



staff

【主宰・制作】藤松えいら

【制作補助・受付】annie

【演出助手】蔵谷日向

【照明】みーや・八木詠子

【音響】水井直樹

【舞台監督】紗乙女つくも

【フライヤー・ビジュアル撮影】みなせ

【広報デザイン・舞台美術】藤松えいら

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