『あらゆる選択、そのすべてが恋路』
- annie

- 9月23日
- 読了時間: 8分

ya! annieです。ラブ、足りてますか?
……不審者の語り口。
なんか、そんな重いものじゃなくて。パートナーや家族からの愛を感じますか、とかいう話じゃなくて。
エンタメ的なときめきを十分に摂取していますかというのが一番近いですね。えー、何この感情かわいい~みたいな感覚、それを得る機会、果たしてありますでしょうか。
というわけで、今回は『恋愛シミュレーションゲーム』についての話です。この書き出しで。
みなさんはプレイしたことがありますか、恋愛ゲーというものを。以前もどこかで書きましたが、ぼくは気になったものをとりあえず触るヌルゲーマーです。いろんなゲームをプレイしてきました。銃を撃って、バトロワで一位を目指して、インテグネイションして、超究武神覇斬して、モンスターハントして、レイヴンとかイレギュラーとか呼ばれたりして、アドベンチャーしてケツワープしてきました。ええ、ここまで書いたら、もうお分かりでしょう。ぼくは恋愛ゲームを全然やりません。なんてこった。
なぜちょくちょく、経験値の乏しい話題を選ぶのか。不思議でしょう。ぼくも不思議です。
落ち着いてください。たしかに普段は恋愛ゲームをプレイしませんが、それでも皆無というわけではないんです。4本ぐらいあります。人によってはこれが多いことになるかも。ゲーム自体やりませんよというひとも、もちろん多くいるでしょうし。ただ個人的なプレイ遍歴にはめたときに恋愛ゲーの割合があまりにも低い。1割に満たない。副次的な要素として恋愛がストーリーに組み込まれているRPGとか、そういうので満足しちゃうからかも。そう、今回想定している恋愛ゲーの定義として、プレイヤーがキャラクターと恋愛することがメイン、という前提で書いてます。そこに絞らなければけっこうあるかもだけど、恋愛メインってあんまりないなぁ。
そんな恋愛弱者のannieがこれまでプレイしてきた数少ない恋愛ゲーのなかで、とくに印象に残っているものがあります。『コードギアス 反逆のルルーシュ LOSTCOLORS』です。
正直これを恋愛ゲーとして挙げるのもどうだという怪しさがありますが、まあ順を追って説明していきましょう。まずこれ、『コードギアス 反逆のルルーシュ』というアニメを原作にしたADVです。作中ではブリタニア帝国という大国が世界の概ねを支配していて、日本も属国に下っています。その帝国の皇子であるルルーシュくんが妹のために、ギアスという特殊能力を駆使しながら、顔を隠して黒の騎士団総帥ゼロとして世界に戦いを挑むそんな話です。
で、『LOSTCOLORS』では、プレイヤーは記憶喪失の銀髪美少年になってコードギアス世界を生きていくんですけど、原作の流れを追体験していく王道ルートから、原作では敵側のブリタニアルート、平和な学園ルートなどめっちゃルート分けされています。なのでだいたい原作とは違う話が繰り広げられるんですけど、どれも出来がいい。まじかよ。原作アニメの流れを汲みつつオリジナル展開があまりにも自然すぎるし、プレイヤーが操作する主人公君の失った記憶部分とかオリジナルギアスとか、追加要素がほんと無理なかった。原作ファンが一番楽しめるのはキャラゲーである以上避けられませんが、これはべつに原作知らなくてもADVとして普通に面白い部類だと思います。それぐらい各シナリオいろんな色があって面白かった。ルルーシュといっしょに戦えるのも、スザクと一緒に戦えるのも嬉しかった。
ここまで書くと、まぁ面白いのは分かったけど恋愛ゲーなのか? と疑問を持つかと思います。コードギアスじゃんって。ロボットに乗って戦うやつじゃんって。
安心してください。このゲーム、めっちゃルートが細かいです。そのルートの一つに『ブルームーン編』というのがあります。
これが恋愛ルートになります。ブルームーンの日に礼拝堂で愛を誓ったカップルは永遠に結ばれるという噂があり、意中のキャラとその日までにいい感じになろうというルート。学園ルートから派生します。
ぼくは原作主人公のルルーシュくんがすごい好きなんですけど、このルートでは、なんとルルーシュくんとも付き合えます。
どういうこと? となりますが、とにかく恋仲になってハッピーエンド、が存在します。しかもネタ的なものかと思いきや、けっこうちゃんとヒロインやってます。そう、ヒロインなんですルルーシュくんは。
言語的なヒロインはヒーローの女性名詞という意味合いですが、恋愛ゲーにおけるヒロインとは攻略対象のこと。ルルーシュくんは攻略対象なのでこの使用は間違っていないんですよね。わりと衝撃でした。これに気づいたとき、なるほどそうかと膝を打ったし脳は雷にうたれた衝撃を覚えました。このゲーム最初はPSP版をやっていたのですが、『ブルームーン編』はPS2版だけだったので、ぼくはこのルートのためにPS2版も買いました。こちらの選択肢で、話の展開で、感情が動き頬を染めるルルーシュくんが見れて嬉しかったです。
恋愛ゲーってちゃんと選択肢を選ぶと意中のキャラを独占できるのが魅力ですよね。これ言葉だけだとけっこう乱暴な感じですが、自分だけに見せる表情とか感情を見たいっていう恋愛のなかの身勝手が、システムで許容されている安心感というか。髄の部分だけを体験できるというのがよい。まさかルルーシュくんが自分にそんな感情を向ける世界線があるとは思わなかったから、山中にある伝説の泉を見れたような、その思い出を得られたような喜びがあった。まあこの辺は自分が原作ファンだったからというのが大きいかと思いますが、興味があったらプレイして損はないゲームだと思います。問題はPS2のソフトだということ。ダウンロード版こないかなー!
以上『コードギアス 反逆のルルーシュ LOSTCOLORS』のはなしでした。恋愛ゲーに明るくないannieですが、このゲームはいいぞ。あとやったことある恋愛ゲーは『To Heart2』と『薄桜鬼』と『うたわれるもの』です。世代が丸わかりですね。なぜ話の中身を『To Heart2』にしなかったのか。
みなさんも恋愛ゲー、いかかでしょう。リアルはなにかと億劫ですが、エンタメ的なときめきをゲームで摂取して難を逃れましょう。この逃走劇は面白い。
そんな恋愛ゲープレイヤーや、ぼくのようなオタクにはちょっと背筋の凍る舞台が10月にあります。平成.EXE一番のエンタメと挑戦、見届けてくれー。
bye!
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annieのnote 小説があります
★団体のお知らせ★
10月に公演があります!!!!!!!!!!!!!!
【公演情報】
演劇企画 平成.EXEvol.5
『M・P・D・G』
■あらすじ
時は平成、200✕年。オタクへの偏見は薄まってきたもののまだまだ肩身の狭い時代。同人サークル『ゆ〜みんつ』の前に美少女ゲームの中から飛び出してきたような魅力的な少女“こいし”が現れる。サークルメンバーのもえひろと“こいし”は徐々に惹かれ合う。
オタクと美少女、正反対の二人の恋の行方は!?
ーーーーーーー
もえひろが死んだ。突然に。
俺たちは“こいし”が怪異になったPCゲーム『魔法学園みらくる〜んα』のヒロイン“小石川恋枝”だと確信し、敵討ちに乗り出す。
とりあえず霊媒師を呼んでお祓いを試みたものの……。
苦戦する俺たちにひょんなことから手を貸したのは、相容れないと思っていた正反対のギャルたちだった。
【劇場】
ラビネスト高田馬場
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田3-27-4
第一キャラット河俣 B1F
(交通:東京メトロ副都心線「西早稲田」駅 徒歩3分. JR山手線/東京メトロ東西線「高田馬場」駅 徒歩8分)
■日時
10月24日(金)19時
10月25日(土)13時★・19時
10月26日(日)12時 ・16時
・受付・開場は開演時間の30分前です。
・上演時間は2時間程度を予定しています。
★本編後・スペシャルミニイベント!
出演者VSお客様対抗クイズ大会(約15分)
■脚本・演出
八木 詠子
■出演・全12名
【W主演】
藤松えいら(演劇企画 平成.EXE)
大沢風琴(演劇企画 平成.EXE)
・
今村真也
山下歩夢(演劇企画 平成.EXE)
蔵谷日向(演劇企画 平成.EXE)
坪倉楓果
龍瑶
刻里優志
澁谷遼平
笹平るる(オフィスTOPICA)
竜ジン太(テアトルRUI)
岩瀬惇希
■協力
・作品テーマ曲制作:かとう
・小石川恋枝キャラクターデザイン:とうまつ亜種(匿名)
・取材協力:本原一輝(TV東京系 TVチャンピオン「アキバ王選手権」準優勝)
■チケット
9/1(月)20時より販売&予約受付開始
最前 前売5000円 / 当日5500円
一般 前売4000円 / 当日4500円
【お支払方法】
①当日精算
②事前電子決済(※手数料はお客様負担になります)
・ご予約&チケット販売ページ
・公演HP
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お花やプレゼントについてのご案内
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○お祝い花について○
検討されている方は2025年10月17日(金)24:00までにeiratomatsu@gmail.comまでご連絡下さい。
○プレゼント・お手紙について○
・当公演はプレゼントやお手紙のお渡しが可能です。
・受付スタッフまでお申し出ください。
(安全を考慮しスタッフが確認させて頂きます。生もの、手作りのものについては衛生面の観点から受付不可となりますのでご了承下さいませ)
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◾️公演についてのお問い合わせ
演劇企画 平成.EXE 主宰
藤松 えいら 宛までお願いいたします。
staff
【主宰・制作】藤松えいら
【制作補助・受付】annie
【演出助手】蔵谷日向
【照明】みーや・八木詠子
【音響】水井直樹
【舞台監督】紗乙女つくも
【フライヤー・ビジュアル撮影】みなせ
【広報デザイン・舞台美術】藤松えいら




